会場の出口で、ひまわりの種を配っていました。
ひまわりは放射性物質の吸収率が高いという説がありますが、
それは間違いとの説もあります。
植えた後の処理を尋ねた人の質問に、
配布している人は「種は回収します」と言いました。
葉や茎は「東京電力の原発に運びます」と、笑顔で答えていました。
どこかのNPOが企画しているようです。
双葉町や大熊町は、持込みを認めているのでしょうか。
東京電力に対する、嫌がらせにしかならないのでは。
双葉町や大熊町については、答えがありませんでしたが、
「原発ではなくて、たくさんある東京電力のどこかの敷地です」と、前言を修正し、双葉町と大熊町ではないとの言い回しになりました。
東京電力については、
「フランスの装置でこれから放射能処理をはじめます」と回答してくれました。
汚染水処理と低レベル放射性廃棄物処理の混同など、
回答におかしな所がありましたが、
それ以上話していると、配布の妨害になるので再質問はやめました。
咲き終わったひまわりの茎や根を
福島県内から集めて、トラックに積んで
東京電力や原子力発電所の前で受け取れと、
テレビや新聞の記者を呼んで、気勢をあげるのでしょうか?
働いている人や、いま以上に汚染物質を持ち込まれる
町の人の事を考えると、胸が痛くなりました。
そんな『運動』が始まっています。
悲しい現実です。
放射能汚染は、私たちにとって現実生活です。
お祭りではありません。
正義感や思いつきだけではなく、
冷静に、そして厳密に対策を考えるべき問題です。
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