債務超過会社の東電が、大風呂敷を広げた。
東電の清水前社長は退任するとき、東電社員の「目線」が問題だと語っていた。原発事故前は、事故情報の隠蔽を見事にしていた。
風呂敷を広げる前に、頭を下げて企業の体質改革策と実施状況を発表するのが、まっとうな経営ではないのか?
東電の企業体質が変わらないなら、福島には居ないでくれ!既存の水力火力の発電施設は東北電力に売却して出ていけ!
それが福島県民の気持ちだ。
政府に10兆円貸してくれと泣きつく情けない会社が、本社機能を福島県に作って地域貢献するなど、どんな顔で言えるのか?
東電は福島県内では放射能汚染処理事業と廃炉事業、損害賠償業務をしっかりやればいい。東電に、それ以外用事はない。
雇用を作るとか、研究所を作るとか、ゾンビ企業の東電などにしてもらいたくはない。東電が政府から借りた札束に目がくらみ、目先の儲け話に踊る福島県人や政治家もでるだろうが、私は面と向かって「恥を知れ」と罵倒するつもりだ。
体質改善しない東電にうろちょろされるより、貧しくても東電のない福島県の方がいい。
「上から目線」と「隠蔽体質」が改革されるかどうか、東電と東電社員の日常の言動をチェックし続けようと思う。