2011年12月20日火曜日

福島県知事、野田総理大臣の『事故収束』発言に不快感表明!!

総理大臣の発言が問題になっている。世論は見るべき事を見ている。火事でまだ火も消えていないのに、火は消えたと出火元の家人が宣言した。野田総理大臣の言い訳が、毎度の事だが、これから始まる。

2011-12-18 47NEWSより
 細野氏、「事故収束」の表現陳謝 問題化の可能性も

 東京電力福島第1原発が冷温停止状態に達したとして政府が宣言した 件について、細野豪志原発事故担当相は18日、佐藤雄平福島県知事らとの会談後、記者団に「『収束』という言葉を使うことで事故全体が収まったかのような印象を持たれたとすれば、私の表現が至らず、反省している」と陳謝した。

 野田佳彦首相が記者会見し、国内外に向けてアピールした事故収束の表現が不適切だったと認めるもので、今後問題化する可能性もある。

 佐藤知事は細野氏らとの会談で「収束という言葉自体、県民は『福島県の実態を本当に知っているのか』と思っている」と述べて不快感を示した。


2011-12-19 福島民報より
佐藤知事、政府方針に不快感 ステップ2完了宣言で 

 佐藤雄平知事は18日、枝野幸男経済産業相らとの会談で、政府の東京電力福島第一原発事故の「ステップ2」完了宣言について、「収束との言葉を発すること自体、実態を知っているのかという思いだ」と不快感を示した。
 避難区域の見直しについては、国民の生活権を脅かし憲法に抵触する可能性があるとし「首相が来てしかるべき」と政府の対応を批判した。
 文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会の指針で、県内全域が自主避難などの賠償対象にならなかったことにも言及。「全県民を対象にすべき」として、原子力被害応急対策基金を設ける意向を伝えた。枝野氏は「県として具体的に提案してほしい」と述べ、基金に対し国が財政措置することに前向きな姿勢を示した。
 佐藤知事は会談後、記者団の取材に対し、避難区域見直しに当たって常磐自動車道、JR常磐線の早期復旧も要望したことを明らかにした。

■首長も批判

 18日の三閣僚と関係市町村長との会談では、政府の「ステップ2」完了宣言に対し、首長から「検証する手段がない」「信用できない」などと批判が上がった。
 これに対し、細野原発事故担当相は、来年一月にも首長や議長らによる東京電力福島第一原発内の視察受け入れを検討する考えを示した。